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鼻水が垂れたカップラーメン

何年も前の話、私と私の友達と友達の先輩の3人で遊んでいた時のこと。先輩の空腹状態が限界だったので、先輩がカップラーメンを作り始めると、私の友達が「先輩!一口もらっていいですか?」と言い、先輩は「ラーメンが出来上がったらいいぞ!」と言った。先輩はラーメンが出来上がる数分の間、腹痛のためトイレに行った。時間が経過してラーメンが出来上がると、先輩はまだトイレから帰ってきてないが、友達は完成したカップラーメンを食べたくて仕方がなかった。しかしその日は雪も積もるほどの極寒であり、ラーメンのスープの温かさに安堵したのか、友達は、綺麗なくらい液体状になった鼻水をラーメンにこぼしてしまった。大焦りするかと思うが、私はその友達と目を合わせて大爆笑。先輩に黙っておくことにした。やがて時間が経過しトイレから出てきてすっきりした先輩は一刻も早くラーメンを食べたそうにしていた。そして机に戻ると、わずか1分で間食してしまった。そして完食した後に友達が「先輩、スープに鼻水入ってますよ」と言った。先輩なのですごい怒号で怒られるだろうなと思っていたが、極寒のせいで頭がおかしくなったのか先輩が「よっしゃ!最高やな!」など意味の分からないことを言い出し、寒さは人をこうもおかしくさせるのかと再認識させられる出来事だった。