4歳児の初めての座薬
高熱を出した4歳の息子に座薬が処方されました。1歳の時に座薬は経験していたのですが、4歳になると座薬挿入時の痛覚をはっきりと認知するのか「お尻が割れちゃう」と泣き出しました。座薬を入れないと熱も下がらず、嘔吐も続いてしまうので夫に手伝ってもらい何とか半分ぐらい座薬を入れると息子がこの世の終わりのような表情を浮かべて「もうやめて!痛い!入れないで!うわあああん!」と顔は真っ赤、そして目をぎゅっと強く瞑った状態で叫び始めました。更に座薬を入れ終わった後に「お尻に穴が開いちゃった。僕のお尻はひとつだったはずなのに!パパとママのせいでお尻に穴が開いちゃったよ!塞いで、お願い!」と頭を抱えながら頼み込んできました。「お尻は元々穴があるんだよ」と言っても、「僕のお尻には穴はない!」と言い張って聞きませんでした。涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにさせながら怒りに任せて自分の気持ちを親にぶつける様に、思わず笑ってしまいました。その後、しばらくの間「お尻の穴はいつ塞がるの」と真剣な顔で聞いてくるので、その度に私は笑いが止まりませんでした。